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子育てについて

2022/09/13

ママの対応が変わったら、子どもの姿が変わった!!②

前回、お話しした大人しそうで控えめに見えるママの願い

そのひとつ目は、子どものためにと思ってしていることなのに、子どもがわがままを言話ないでほしい。
そして、ふたつ目は、子どもに大きな声で怒鳴ってしまうことをなんとかしたい。



さて、このママの願いをどのように叶えられるでしょうか・・
実は、前回のブログでお伝えしたママと長女の間に、問題を解決するヒントがあります。



ひとつ目は、約束・決まりごとについて・・


 
ママが子どものためを思って決めている約束・決まりごとは、ママが決めたものだから、子どもは納得がいかないことが多いです。




どんな理由で、何のために、その約束やルールができたのか、その意味や考えを子どもに分かるように伝えていないのに、一方的に押し付けているってことが、ママと長女の口喧嘩の原因になっていると感じました。



大人はそれまでの人生や経験の中で、何が体にいいことか、常識として知っていること、また一生懸命学んだ知識から、子どもに良かれと思って「こんなふうにしよう」と、自分の中だけで決めて、それを実行しようとします。
そしてその理由についてやその意味について、「どうせわからないだろう」と勝手に思い込み
子どもに従わせようとしてしまいがちです。



もちろん、悪意はなく、「子どものため」「大人の責任」として、頑張っている結果としての行動です。



けれども、実は子どもは、ちゃんと分かるんです。
大人が思っているほど、何も考えられないとか、理解できないわけではありません。
だから、きちんと向き合ってママの思いを話して伝えることが大切なのです。



 
今回の場合、なぜジュースが食事の後に不必要なのか、その理由が伝わるように話す必要がありますよね。
聞く側のお子さんの年齢にもよりますが、わかるように伝えなければ、ただただ、怖いお母さんの言いつけを守らなきゃならないという、「威圧に従うだけ」になってしまいます。
せっかく子どもの健康のためを思っての大人の配慮の意味がありません。
しかも、大人への不信感や恐怖を植え付けるだけになってしまうことにもなりかねないのです。
 


「ママの言うことを聞きなさい!」だけでは、伝わらないということを、お分かりいただけたでしょうか。




そして、ママが子どもの健康を思っての約束について、その意味や理由を伝えた後で、子どもがちゃんと理解できているのかについては、必ず「ママの言いたかったことわかってくれた?」と、問いかけて確認しましょう。
「ママが言ったことがどんなことだたか、あなたの言葉で一度言ってくれる?」と尋ねてみることが大切です。



ママと口喧嘩ができる年齢であれば、うまく話せないお子さんでも、それなりに返してくれるはずです。
そして、しっかりと伝わっていないなと感じたら、再度チャレンジしてみてください。
それも、貴重な親子の対話です。
 



そして、理解していることを確認したら、その約束・決まりごとについて、お子さん自身がどう考えるのかを尋ねてください。
同意する場合もあれば、反対の考えを伝えてくるかもしれません。
違う意見を受け入れると、健康を害してしまう!!なんて思わないで
どちらの意見も、お子さんの思いをきちんと受け止めましょう。
そこで、ママの思いと違う考えを伝えてきた時に、ママが受け止めなければ、
ママの思いも受け止めてもらうことはできないでしょう。




親子のいい関係を作るつもりであれば、ここは外せないポイントです。
 


では、どんな約束を作ればいいか考えてもらいましょう。
子どもの提案してきた別の方法を聞いて、今度はママが考えてみましょう。




子どもは単純に「わがまま」を言っているのか?
ママの子どもを思う気持ちを理解した上での提案か?
 



そして、お互いに伝えあった後で、両方が納得する方法を一緒に考えましょう。
 



ママの決めた約束・決まりごとを押し付けるのではなく、
ママの提案を子どもに伝え、子どもの提案を受け入れた上で、双方が納得のいく内容の約束事にする。


 
これが、親子のいい関係を築くための最善の方法だと、私は考えています。



いかがでしょう?
では。この続きは、次回お話ししますね。
 

ママの対応が変わったら、子どもの姿が変わった!!②
ママの対応が変わったら、子どもの姿が変わった!!②

2022/09/07

ママの対応が変わったら、子どもの姿が変わった!!①

これは、私が5歳児クラスで担任していたお子さんが、1年生になったあとの話です。



4人家族で、父は単身赴任。
日々の生活は、母娘3人暮らしという状況です。

ある日、いつものように母と子ども二人の3人で夕飯を食べていました。
ゆっくりのんびり食事をする長女も、あと少しで完食という時、
長女が言いました。


長女「ジュースちょうだい。」
母「ダメ。」
長女「ちょーだい!」
母「ダメ!」
長女「ちょーだい!!」
母「いつもご飯の後はダメって言ってるでしょ!!」

繰り返しの子どもの要求に、母の同じ返しの言葉。
激しいバトル。
こんなことって、実は家庭内では、よくあることなんですけどね。
結局、長女はジュースを飲むことはなかったとのことでした。



『ご飯の後はジュースは与えない』

この約束は、この家庭ではもう決まっていることで、
いつものことなのに、どうして「ジュースちょーだい!」と長女が言ったのか、わからない母。
そして、決まっていることなのに「わがまま』を言っている長女に腹が立って、
絶対にジュースを与えてやるもんか・・と、母は頑張ってしまったそうです。



私はこの話を聞いて、こんなふうに感じました。



果たして、長女の言った「シュースちょーだい」は「
わがまま」だったのでしょうか?
ご飯の後のジュースがどうしてダメなのか?
どうしてそんな決まり事があるのか?
子どもの立場からすると、理解できないことかもしれないなと感じました。



家庭の「決まりごと」って、誰が決める?



このお母さんから、親子のトラブルについて聞いてほしい、ということで、始まった相談。
気になることがいくつかあったので、さらに詳しく聞いていきました。
「『食事の後のジュースはダメ』という約束、決まり事は、誰が決めたの?」
ママに尋ねてみました。
「おやつにジュースはOKだけど、食事にはジュースは要らないと考えて決めている。」
ママは、そう答えてくれました。



「その理由は、お子さんにもちゃんと伝わっている?」
と質問を続けると、
「それは私が決めたので、子どもはおやつの時と同じように飲めると思っていたと思います。」とのこと。



さて、ここまでお読みになったあなたは、この状況、どう感じますか?



確かに、ママの言うとおり、甘いジュースはおやつの時には糖分もOKだけど、食事の時に絶対必要なものではないという点については、納得のお話ですよね。
子どもの健康のために・・と、一生懸命考えているママの気持ちが伝わりました。
本当に、子どもの体のことを考える素敵なママです。



ただ、ここで、ひとつ、疑問を持ってほしいのです。
ママの知識を持って子どもの健康を配慮して決めた約束、
その意味や理由が、子どもに正確に伝わっているのかな?・・という疑問。



しっかりと時間をとって長女に丁寧に話して聞かせていたとしたら、多少は理解してくれたかもしれませんが、知識量の違いと年齢によっては、理解はかなり難しくなるかもしれません。
そのことを説明した上で、ママがどうしたいのかを尋ねました。



子どもとの関係をよくしたいーママの願い
大人しそうで控えめに見えるママの願いは次のようなことでした。



ひとつ目は、子どものためにと思ってしていることなのに、子どもがわがままを言話ないでほしい。
そして、ふたつ目、子どもに大きな声で怒鳴ってしまうことをなんとかしたい。



このママは、 怒鳴るなんてイメージからはほど遠いのですが、実は家庭内で毎日怒鳴ってしまうとのことでした。
これが、ママの悩みだったのです。



「どんな時に怒鳴るの?」と尋ねると、具体的にいろいろな事例について聞かせてくれました。
ママの思いはいつも『子どものため』というところにあって、全く悪気はありません。
でも、『ママの思い』と『子どものやりたいこと・思い』は違っているようでした。




ただ、ママとしては、怒鳴りたくないのに、ついつい怒鳴ってしまうことを、反省していらっしゃるようで、このままだと親子関係が悪くなってしまうから、なんとかしたい・・
そう願っておられました。



その切実なママの思いを受け止め、子どもとの関係をよくするためにできることを一緒に考えました。



さて、何が問題なのでしょう。
その問題点については、次回、お伝えしたいと思います。



是非、ここまでお読みになったあなたも、この問題点について、一緒にお考えください。
ご意見がおありの方は、お問い合わせから、メールでお知らせいただけると嬉しいです。
お待ちしています。

ママの対応が変わったら、子どもの姿が変わった!!①
ママの対応が変わったら、子どもの姿が変わった!!①

2022/08/30

私と彼をつないだかかわり

4歳児クラスの中で、友だちとは、それほどトラブルがなかったてっちゃん。


けれども、大人への攻撃的なトラブルはなかなか完全になくなることはなかった。


ただ、私がマイナス行動(注意してされてしまうような行動)に対して注目しないことで、私に向けての攻撃的な行動はほぼ無くなった。


けれど、週始めの園での彼は荒れまくっていた。
手当たり次第ものを倒していったり、蹴飛ばしたり、何かしようと声をかけても、拒否するばかり。


月曜日、火曜日と園で過ごす中で、マイナス行動に注目しない関わりを続けることで、だんだんと落ち着き、水曜日あたりから、クラスでの活動を一緒にできるようになり、木曜、金曜で安定して過ごせるようになり、週末を迎える。


彼の生まれながらに持っている欲求(自分のことを見てもらいたいという気持ち)は、ごく普通のことで、マイナス行動ではなくプラス行動(普通の行動、ほめられる行動)で満たされるということを、園の生活の中で経験していくにつれ、園ではプラス行動が増えていったと考えられる。


金曜日、クラスのメンバーが並んで園長先生とさよならの挨拶をする時、てっちゃんの表情は明るく顔を前に向けて立っている。


ところが、門のところで母親と対面した途端、それまで顔を上げていた彼は、急に表情を曇らせてうつむき、足下を見て歩いていく。


この場面を見た時、彼が家庭で過ごす土曜と日曜を想像した。



幼稚園では明るく笑顔を見せるのに、家庭ではどうなのだろう・・・
一般的に子どもは、ママの顔を見るとより笑顔になって、ママのところへ走っていく。
それなのに、急に変化する彼の表情や行動が気になった。



土曜と日曜には、お利口さんでいなければならない。
そんな見えない圧力が彼にのしかかっているように思えた。
けれど、ママもまた、一生懸命やっているに違いない。



ならば、どうしたら?



結局、私は、月曜日に荒れてくる彼の気持ちを受け止め、週半ばで落ち着いていくように
年度末まで関わり続けた。



家庭では家事をしながら、子どものお世話をして、ママは大忙し。
そんな状況がわかるので、ママにも強く言うことは避けた。


懇談会で、ママから、「言うことかない」と聞かされた。
「そんな時、どうしているの?」と尋ねると
「口で注意しても聞かないから、押し入れに閉じ込める。」と返ってきた。


でも、彼は閉じ込められて大人しくなるのではなく、
逆に押入れの扉を蹴破ってしまうらしい。


土日に起こる、彼とママのバトルが想像できた。


彼は、いつもママに見て欲しい。
そう願っている。


それなのに、大人は悪いことをした時は注意の声かけをし
普通にいる時、いいことをしている時に、あまり声かけをしない。


どんな結果となっても、ママがこっちを見てくれる。


それなら、まだ善悪の判断ができない年齢では、
自分を見てくれる方法を繰り返してしまうもの。



大人には信じがたいことだけど、多くの子どもはそうなっている。


だから、繰り返して欲しい行動の時に、しっかりと子どもを見て
愛情たっぷりに声をかけてあげてほしい。


ママにもそう伝えて、関わりを変えてもらった。。


それまでの習慣が急に変えられることは難しかったが
だんだんと月曜日の荒れは薄らいでいった。



どうしても、思い通りに動いてくれない時は叱ってしまう。


そんなママが一般的だと思うけれど
ずっと長い付き合いをしていく親子だからこそ
認める声かけをしてあげてほしいです。








私と彼をつないだかかわり
私と彼をつないだかかわり

2022/08/23

困ったところから出発

てっちゃんの話


もう随分と前の話です。


4歳児クラスのてっちゃんは、お母さんの前ではとても聞き分けのいい、ちょっと恥ずかしがり屋の男の子でした。


2歳の頃、子育て支援センターに通っていた彼は、とても人見知りで、その部屋に先に誰かが遊びにきていると、ママのそばから離れず、「借りてきた猫」という表現がぴったりの印象でした。


「1番になるように早めに来てみたら?」という提案に、素直に応じてくれたママの配慮で、1番に来室した日は、自分の好きなおもちゃのところに行ってのびのびと遊んでいました。


てっちゃんは周りの子どもの様子を見るものの、関わりを持つことは少なく、ひとりで黙々と遊んでいました。


子どもを遊ばせながら、ママどうしの会話もあちらこちらで聞かれます。


ママたちは
我が子と同学年の子どもはどの子か、
住まいが同じ小学校に行く地域か、月齢はどれくらいで、
何が出来て何が出来ないか、
うちはこんなことで困っているけれど、お宅はどうですか?
など、探り探りの会話が聞こえてきます。


同じ悩みを持つママがいると、
うちだけじゃないんだ、と、
ホッとしたような表情で話が弾み、逆に「悩みなどない」というような答えが返ってくると、
「いいですね。」
と羨ましいなぁというお返しの言葉を出した後は、それ以上話が弾むことは少ない。


誰だって自分の子どもが、他の子と同じか、それ以上であることに安心する。


そんな親子が入り混じる中で、てっちゃんのママも、話し始めた。


自宅で二人きりの時間にこの子に泣かれたら、その泣き声がしんどくて、この子が泣いてる部屋から離れた部屋で耳を塞いでいる。


待ち望んで授かった子どもなのに、なぜ泣き声を我慢できないのか、
私はダメな母親だ。
心から大切に思っているのに‥


そんな内容でした。


来室している時の様子からは測り知れないてっちゃんとママの生活。


心配することは出来ても、何もしてあげられない無力感にも苛まれました。


「出来るだけ、時間を作ってここにおいで」
ここに来ている間は、ひとりきりでてっちゃんを見ることはないし、泣くこともない。

そうすることでママを少しでも楽にさせてあげたいと願っての言葉かけでした。


そんなてっちゃんと、再会したのは彼が3歳で幼稚園に入園してきた時。
そして私は4歳児クラスの担任として彼と毎日を過ごすことになりました。

私は顔見知りだということで、すぐに仲良くなれると安心していたのですが、彼は進級初日から叩く、蹴る、引っ掻く、つねる、噛む、押す‥と、一般的に注意されるようなマイナス行動を1日に何度も繰り返していました。


初めの1週間は、「それは痛いからやめようね」とか、「された人がイヤな気持ちになるから、やめようね」などと、言い聞かせるようにしていました。


もちろん周りの職員も同様の対応をしていました。


ところが、1週間が経過してもこの行動はおさまらず、このやり方ではうまくいかないと考えた私は、次は注目しないという方法を選びました。


言い聞かせることがだめなら、叩く、蹴る、引っ掻く、つねる、噛む、押す、全てのマイナス行動に対して、無反応でいることに徹しました。

すると、日に日に彼のマイナス行動は減っていきました。

当時、園の様子を見に来てくださった特別支援学校の先生から、"彼への対応について、"あたたかい無視“でして評価され、安心したのを覚えています。


彼には「あたたかい無視」は大正解でした。
彼がつねると、とても痛いのですが、グッとこらえて何事もなかったかのように平気でいるフリをする。
叩いても、蹴っても、押しても、引っ掻いても、全く反応しないようにして過ごしたのです。


もちろんマイナス行動以外の他の行動は、出来るだけ注目してほめるようにしました。

すると、私に対しての攻撃的な行動は、2週間もしないうちに、ほぼなくなりました。

でも、"あたたかい無視“をしようと一緒に始めた私以外の先生は、彼の行動に対して、ついつい「痛い!」と反応していたので、長い間、叩かれたりつねられたりしていました。

この結果から、無反応でいることが彼のマイナス行動を減らすためにはとても有効な方法だと確認出来ました。


ただ、それだけでは、全てに対応できないので、他にも子どもの特徴に合わせた対応について、特別支援や発達障害のとらえ方の研修と聞けばあちこちに出かけ、いろんなタイプの子どもに合った対応や工夫を考え実践ができるようになりました。


私が成功したいくつかの方法に加え、トリプルPペアレントトレーニングの手法、ママコーチング、アンガーマネジメントの手法、それぞれのいいところを合わせたそのタイプに合わせた対応について、家庭でもできる方法を困っているママに伝えていきたいと思いました。


ほんのちょっとした工夫や対応で、注意することが減ります。
そして、子どももママも楽になります。


次は、その方法について具体的にお話しますね。



困ったところから出発
困ったところから出発

2022/08/14

子育てで悩んでいませんか?


毎朝、遅刻しないように起きてきてくれなきゃ困るのに、何度起こしても起きてくれない

私も仕事に行かなきゃいけないのに・・もぉ〜イライラする!!



やっと起きたと思ったら、今度はなかなか動かない

顔洗って!  ご飯食べて!  着替えて!  靴履いて!  出かけるよ!!

ずっと声かけ続けてる・・




お友だちとトラブった?

どうして叩いちゃうの?

どうして友だちの気持ちがわからないの?

朝からずっと声かけ続け、喉が痛くなりそう・・





どうして先生の言うことが聞けないの?

なんで、みんなと一緒に行動できないの?

何度言っても変わらない

叱っても、分かってくれない

どうしたら、他の子と同じようになる?

どうしたら、叱らなくてすむ?

もう分からない・・





育児の本も読んだし

いろんな人にも相談した

でも、変わらない

うちの子は発達障害?

ネットで調べたら当てはまる項目があった

どうしたらいいの?

学校に行けるの?

友だちからいじめられない?

不安でいっぱい・・





確かに手がかかる子かもしれない

でも、私の大切な子どもなの

幸せになってほしい

すくすく育ってほしい

いつも笑っててほしい





そんなふうに願わない親はいません





でも、子どもにどんなふうに声かけすればいいか分からなくて・・

どうしたら、気持ちが伝わるのか

どうしたら、毎日同じことで叱らなくてすむのか

どうしたら、友だちとトラブルにならないか分からない





いっぱい勉強して子育て頑張ってるつもりなのに

なんで通じないの?





毎日怒鳴っても泣いても変わらないうちの子

分からない

どうしたらいいのか分からない・・

誰か助けて・・





こんな悩みを抱えるママたちがたくさんいらっしゃいます





私は、長年、保育室の中でたくさんの個性的な子どもを見てきました

もちろん、友だちどうしのトラブルもたくさんあり

大人への攻撃や集団で行動できない姿もあちらこちらでみられました

こんな私もかつては、毎日どうしたらいいんだろうと悩んでいたのです

この子たちが、笑って過ごすには、大人がどんな工夫をすればいいだろうって・・





でも、たくさんのセミナーや学習会、研修会、そして自主的な研究の中で得たものから

子どもの個性に合った関わり方や声のかけ方で問題は消えていきました

子どもによって適切な対応はそれぞれに違っていました

そう、ひとりひとりの個性に合った対応をすることが大切なんです!!






怒鳴ってばかりいたら、子どもは”自分はできない子”なんだと思ってしまいます

注意ばかりしていたら、”自信”を失くしてしまいます

ずっと何か指示されていると、”自分で考えられない子”になってしまいます





そうやって、大きくなった子どもは、今度は大人からされたことを学んで

友だちや弟や妹、そして親に対して、怒鳴ったり暴力を振るったり

自分がされてきたこと、大人が自分に対してやっていたことをまねて行動するようになります

あなたにそんなつもりはなかったとしても

”大人は子どものモデル”になっているのです





だから、お子さんへの適切な関わり方を知ってほしい

誰に相談しても解決しないと嘆いている

子育てに悩むママ(パパ)さんのために相談の場を作りました





あなたが一生懸命なのにうまくいかないことを

一緒に解決していきましょう

次回は、私が担当していた子どもが

どんなふうに変わっていったか、それをお伝えしようと思います

子育てで悩んでいませんか?
子育てで悩んでいませんか?

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